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JAPAN FUR ASSOCIATION 一般社団法人 日本毛皮協会 公式サイト

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第6回 米倉涼子さん

 

第6回ファーオブザイヤーを受賞された女優・米倉涼子さん。
2010年11月18日(木)の授賞式当日に行われた、米倉さんとJFA 中村友昭理事長との対談の模様をお伝えします。

中村 この度は「第6回ファーオブザイヤー」の受賞おめでとうございます。いまの率直なお気持ちをお聞かせください。
米倉 どうもありがとうございます。ファーというとゴージャスで高級感があって、なかなか手が出せないような世界ですから、この賞に選んでいただいて嬉しいです。
中村 いまお召しいただいているのは(賞品として贈られた)リンクスのジャケットなのですが、これは毛皮の女王といわれている素材です。米倉さん、とてもよくお似合いですね。
プライベートではファーをお召しになったり、ファーの小物をお使いになったりされますか?
米倉 全部がファーのものというのは最近あまり着なくなりましたが、たとえばレザーのもので部分的にファーが使われているものや、内側がファーになっているものなどは着ますね。それからバッグなどの小物も結構好きで、毎年何かしらファーのグッズは買っています。最近は靴でもファーが使われたものがよくありますね。
中村 ええ、最近はファー素材のグッズがかなり増えてきていて、年齢層も幅広くなっています。米倉さんはいろいろな方の憧れの存在でもあるので、ぜひとも率先してファーを着用していただきと思っております。
米倉さんはファッションモデルとしてご活躍されていたこともあり、抜群のプロポーションをお持ちでいらっしゃいますが、服選びのポイントなど教えていただけますか。
米倉 自分のスタイルや好きなものももちろん大切にしていますが、私の場合はファンの人たちの前に出るようなお仕事なので、常に自分が好きだと思うものだけでなく、人の意見に耳を傾けるようにしています。それから最近インターネット通販が流行っていて、それも素敵だなとは思いますが、やっぱりちゃんと見て手にとって「あ、これいいな」と思うものを買うようにしています。
中村 普段はどんなスタイルが多いですか?なにをお召しになってもお似合いになりそうで、ちょっと羨ましい感じもしますが。
米倉 そんなことないですよ。私は背が高くて骨格もしっかりしているので、すごく大柄にみえてしまいがちなんです。いつも風を切って歩いてるね、って言われちゃう(笑い)。だから大きく見えすぎないように気を付けてます。普段は黒っぽい服が多いのですが、「これだけ」って決めないでその日の気分でいろいろです。ポップなカジュアルだったり、コンサバなスタイルをしたり、パンクっぽく遊んでみたり。あ、それから移動が車なので、シワが目立たない素材を選びます。
中村 米倉さんは連続ドラマから映画、舞台などジャンルの異なるお仕事をこなしていらっしゃいますが、特に切り替えのコツなどはありますか。
米倉 うーん……私は「こんなお仕事がしたい」というような目標に向かってやっているのではなく、巡り合わせていただいたお仕事を一生懸命にやるという姿勢です。ですからひとつひとつのお仕事に100パーセント気持ちを入れて臨むというのがコツといえばコツなのかもしれません。
中村 今度、舞台では「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラを演じられますね。ある意味で女性の憧れのキャラクターだと思いますが、どんなスカーレットを目指していらっしゃいますか。
米倉 私からははるか遠いキャラクターなので、まだ全然分からないですけれど。歩き方とか作法とか、そういうことで自分の性格をちょっと変えられたらいいな、なんて思っています(笑い)。
中村 最後にもうひとつお聞きします。いろいろな毛皮製品が世に出ていますが、たとえば「こんなものに毛皮を使ったらいいな」などアイデアがありましたら教えてください。
米倉 そうですね、毛皮というとボリュームのあるイメージなので、もっとシャープなものがあったらいいかな。シャープなイメージの羽織ものとか、それだけでさらっと着られるようなものがあったら素敵だなと思います。
中村 なるほど。今日はどうもありがとうございました。
米倉 こちらこそ、ありがとうございました。

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