JFA FUR DESIGN CONTEST 2022
サステナブルライフ ー活かそう自然からの贈り物ー
グランプリ
中津亜佳音 Akane Nakatsu
大阪モード学園/学生
野生動物の保護や監視をするパークレンジャーという仕事が、自然と人間を繋げている役割と思い、サステナブルの象徴としてデザイン。ところどころにメッシュやドロストを入れ、アクティブな要素も入れた。
素材:クロスフォックス、シェアードレッキス、デミバフミンク、ラムレザー、スウェード
優秀賞
松井基拡 Motohiro Matsui
名古屋モード学園/学生
毛皮がもつエネルギーは、着る人自身や衣服の造形に宿る強さを引き出し、新たな地点へと導くことが出来る。
人や動物の体温を衣服に置き換え、作り込まれた部分から広がっていく衣服のエネルギーのグラデーションを毛皮の短長や色の変化で表現する。
素材:ミンク、ラビット
サガ・ファー賞
岡本泰成 Hironari Okamoto
一般
郷愁の念を抱く広大な自然の風景、自然が持つ美しい情景、その仕組みを永く保つこと。パッチワーク風の田園風景を、端切れや様々な種類の毛皮をつなぎ合わせて絵画作品のように表現。
作品自体は平面のパターンなので壁に掛けるとタペストリーになる。その際にはフードや袖は丸めて立体感を出し、里山風に。
素材:シルバーフォックス、ブルーフロストフォックス、フィンラクーン、チベットラム、ラム、ゴート、レッキスラビット
HKFF賞
山田美月 Mitsuki Yamada
名古屋モード学園/学生
日本の伝統的な模様である市松模様からインスピレーションを得てデザイン。色の付いている所だけファーにする事で模様に変化をもたらす。
素材:ミンク
審査員特別賞
王 柏松 Wang Bai Song
大阪モード学園/学生
毛を使って、ドレスをデザインします。寒い時にドレスを着ても暖かくて、優雅です。毛にフリアにして、とても可愛と思います。スカートはボリューム大きのスカートをデザインしました。セクシーなコルセットもデザインされています。可愛くて、セクシーです。
素材:フォックス、ラビット
グランプリ
江原聖夏 Seika Ehara
東京モード学園/学生
私は、日本の文化とも言われている「コスプレ」にインスピレーションを受けました。その中で、普段着も年々自由度が増していると思い、自由とは・・・と考え「動物になりたい」と、誰もが描いたことのある夢を実現したく思いました。温たかい毛皮で耳をふさぎ、誰の言葉も騒音も聞かずに寒空の下を散歩することは素敵だと思う。
素材:レッキスラビット、カシミヤゴートスキン、カルガンラム、カンガルースキン、ブルーフォックス
入賞
佐々木怜喜 Reiki Sasaki
名古屋ファッション専門学校/学生
花嫁の幸せを願いブライダル関連品の傘をデザインしました。傘の内側にサムシングブルーを連想させる水色のレースを取り入れたり、傘の先端に白いバラをつけたところがポイントです。また、柔らかいラビットファーで花嫁を包み込むイメージで描きました。
素材:レッキスラビット
澤村真知 Machi Sawamura
東京モード学園/学生
付け襟に冬用のデザインがあると楽しいと思いました。毛皮とコラボさせるのはアニマル柄がいいと思っていたので、動物素材と動物柄で冬に向けてデザインしました。夏や春には向いていませんが、マフラー代わりにもなると思います。シャツやトップスにインしても、そのまま乗っけてもカワイイデザインです。
素材:フォックス