JAPAN FUR ASSOCIATION 一般社団法人 日本毛皮協会 公式サイト

大橋　聖平　Shohei Ohashi

大阪文化服装学院

生物が身体の色や柄で錯覚を見せて相手を撹乱させ、狩りをおこなっている姿から着想し、オプティカルアートがデザインソースになりました。毛皮の色の組み合わせや、毛の流れ、毛の長さなど毛皮自体の特徴を生かして表現し、より新しく素晴らしいファーの良さを表現したいと思います。

素材：サファイアミンク/ホワイトミンク/スカンブラックミンク/シルバーフォックス/ホワイトフィンラクーン(saga furs®)

制作協力会社：日進毛皮（株）

REMIX2013 Pimp My Coat部門優勝
REMIX2014 Gold Prize

ヴェセロヴァ　ビクトリア
Veselova Viktoriya

文化ファッション大学院大学

現代のグラフィックアートからインスピレーションを受けて、デジタルファーと言うテーマでデザインした。ウエストが細く、丈が短いデザインだが、袖に使用したホワイトラクーンの毛皮のボリュームによりマスキュリンなシルエットになっている。ミンクの細かいパーツをパズルのように組み合わせて、オオカミの険しさを表現した。

素材：ホワイトフィンラクーン/ホワイトミンク(saga furs®)

制作協力会社：（株）髙野初太郎商店

REMIX2014 Finalist

鈴木　菜々　Nana Suzuki

杉野服飾大学

家事を終えた主婦がおしゃれな街へ出かけるマダムに変わる姿をイメージ。ゆったりとしたシンプルなシルエットでファーをラフに、そして身近に着こなすのが彼女のポリシー。

素材：ミンク（パステル、ホワイト、ブラック)

制作協力会社：（株）パッション

加藤　沙江子　Saeko Kato

愛知文化服装専門学校

孔雀をイメージしました。テールを使い、肩と背中に孔雀の羽根をイメージしたオブジェを取り付けます。その部分が変化する所にも注目してください。スカートは孔雀の顔を表現しました。見頃は黒とダルメシアンプリントのコントラストを強調し、インパクトのある作品に仕上げました。

素材：パロミノミンク（American Legend®)、ビーバー(NAFA Northen®)、ブルーフォックス/ブルーフロストフォックス(saga furs®)、レッキスラビット

制作協力会社：小部産業（株）

原　奈美　Nami Hara

中部ファッション専門学校

コンセプトは「森を歩く」。自然からの贈り物である毛皮を身にまとい、森を歩く姿を表現しました。よりカジュアルに、ほっこりとした気持ちになれる毛皮を提案します。

素材：パロミノミンク（American Legend®)、ビーバー(NAFA Northen®)、ウィーゼル、ラビット、レッキスラビット

制作協力会社：伊東毛皮店

ASIA REMIX2014 グランプリ

木村　知世　Chise Kimura

一般

ピーコック。極彩色が日々の暮らしを縁取っていく。どこかノスタルジックな色合いは、過去から現在まで孔雀が愛されてきた理由であろう。ファーのカラーリング、刺繍装飾、ラムやフォックスと言った別種のファーの組み合わせにより、孔雀を服に落とし込む。

素材：ブルーフォックス、シャドーフォックス、キッド、チベットラム、ゴート、パーミー

制作協力会社：（株）ハヤカワ毛皮

荻原　しのぶ　Shinobu Ogihara

杉野学園ドレスメーカー学院

60年代半ばに流行したモッズルック。60年代の雰囲気をそのままに、毛皮にスポーツテイストをプラスさせることで、モッズスーツを現代のモードとしてよみがえらせました。

素材：ホワイトミンク、ゴート、チベットラム、天津ラム、ウィーゼル

制作協力会社：（株）江上

阿保　拓也　Takuya Abo

文化ファッション大学院大学

人類は常に進化を重ねてきたが、時には過去を振り返ったり、立ち止まっても良いのではないかと思い、人類が退化していく過程をイメージしてデザイン。退化という事をネガティブにとらえるのではなく、美しさに変えて表現する。また、カジュアルなアイテムにファーを扱う事で、ファーに対して親しみを持つきっかけの提案。

素材：ブルーフォックス(saga furs®)、ラビット、レッキスラビット、カルガンラム

制作協力会社：（株）大津屋　浅草営業所

鄭　小鳳　Zheng Xiao Feng

文化服装学院

世界一高い塔のSkytreeは日本の象徴です。繁華な都会とビルのアウトラインの倒影をデザインしました。白のフォックスを水に見立て、夜の街の光はミンクを使用して、水に揺れるような様を表現しています。毛皮の柔らかさが女性美を満たします。

素材：ブラックグラマ（American Legend®)、シャドーフォックス(saga furs®)

制作協力会社：（株）ネモファー

齋藤　義　Tadashi Saito

宮城文化服装専門学校

インスピレーションは、フォックスの頭が付いた原皮です。コートの形はスタンダードですが、毛皮の豪華で機能的な所を残して、フォックスの頭を三頭バックにすることでユニークなデザインとワイルドなコートにしてみました。

素材：レッキスラビット、シルバーフォックス/ブルーフロストフォックス(saga furs®)

制作協力会社：（株）松島毛皮店

中沢　友里恵　Yurie Nakazawa

織田ファッション専門学校

カビの胞子からインスピレーションを受け発想。3～6umと非常に小さく目視できないカビの胞子を視覚化させカビの怪物のように見立てて表現した。人の体を全身覆い尽くして飲み込んでしまうようなイメージをケープ付きコートのデザインの中に落とし込み、様々な種類の毛皮とレザーを使用することで重圧感と威圧感を出した。

素材：フォックス、天津ラム、カルガンラム、レッキスラビット

制作協力会社：（有）ローズ・ウィンド

村松　真由美　Mayumi Muramatsu

愛知文化服装専門学校

NYのグッケンハイム美術館の建物の形状からインスピレーションを受け、その形をファーに落としこみました。ファーの装飾が大きく目立つように他の部分のデザインは抑え目にしながら、女性らしいシルエットを強調しました。シンプルなシルエットのワンピースを配色の切り替えにすることで変化をつけました。

素材：スカンブラックミンク/ブルーフォックス/シルバーフォックス(saga furs®)、レッキスラビット

制作協力会社：（株）みよし毛皮

野中　優　Yu Nonaka

名古屋モード学園

規則的に並んだ四角形が美しいワッフルをケープとワンピースにデザインのモチーフとして取り入れました。ワッフルが焼けた色を表すように主に茶色を用い差し色にピンクとパープルをワッフルにつけるジャムやソースをイメージして取り入れています。甘い物を探して街を散策する女の子のロマンチックなスタイルを目指しました。

素材：レッキスラビット、ウィーゼル、ミンク、ブルーフォックス/シャドーフォックス(saga furs®)

制作協力会社：（株）高木ミンク

川口　紗季　Saki Kawaguchi

名古屋モード学園

男性的な四角のつらなりをレザーをつなぎ合わせてつくり、女性的な丸いシルエットをファーを染めてドレープを出すことで愛に満ち溢れ、幸せが服から溢れ出るようなイメージにしました。

素材：ホワイトミンク(saga furs®)

制作協力会社：（有）東京ダイヤ

長屋　塁　Rui Nagaya

名古屋モード学園

デザインイメージ　自然と生きる。自然と住生活はいままでフォーカスされてきてたくさんの人がデザイン、創り出されてきた。そこで私は、テーマにしばられない様に、心がけデザイン、タウンユースできる1着を目指しました。

素材：パロミノミンク（American Legend®)、スパニッシュラビット

制作協力会社：水野（株）

君嶋　志保　Shiho Kimishima

文化服装学院

生命を奪い生命を繋ぐ地上一の捕食者、人間をハンターとイメージし、デザインしました。シンプルな衣服にアシンメトリーにラクーンやフォックスを不規則に使用し民族服のような構成にしました。生々しいカッティングから生命を着るという重みを伝え又、ハンターの強さに現代に生きる強くかっこいい女性の姿を重ねました。

素材：グレーフォックス、コヨーテ、ラクーン(NAFA Northen®)、ミンク、チキャンラム、ブルーフォックス(saga furs®)、レッドフォックス

制作協力会社：中村毛皮貿易（株）

村松　紗嬉　Saki Muramatsu

文化服装学院

テーマは”女性の多面性”。女性には様々な一面があります。エレガントな一面、野性的な一面、母のようなあたたかい一面。そんな女性の多面性を表現しました。

素材：レッキスラビット、コヨーテ

制作協力会社：ニチロ毛皮（株）

韓　雪　Han Xue

文化服装学院

海洋生物からのインピレーションで熱帯魚の自然な色を図案化しました。面積の大きいコートで長毛と短毛を組み合わせて立体感を表現しました。都会の自立した女性をイメージしています。

素材：ブルーフォックス/シャドーフォックス/シルバーフォックス(saga furs®)、ミンク

制作協力会社：中村毛皮貿易（株）

長井　隼斗　Hayato Nagai

大阪モード学園

伝統を着る。古くから着られている雪柄をイメージ。親から子へ受け継いでいく事ができる、ずっと着れる毛皮。ニッティングによって柄を編み、軽くて暖かい、より日常に取り入れられる事ができる、まるでセーターの様なファーを表現。レッキスラビットを使用。

素材：レッキスラビット

制作協力会社：津田産業（株）

岡田　瞳　Hitomi Okada

大阪モード学園

迷路をテーマに複雑で不思議な模様をイメージし、毛足の長さと色の異なる毛皮素材をぐるぐるに切り替えることで表現しました。また袖、スカートの切り替えにトレンドのシースルーを使用することであまり見ない組み合わせのおもしろさと、毛皮素材でありながら軽さがあり、カジュアルに着られる新しい洋服を目指しました。

素材：レッキスラビット、フォックス、ミンク

制作協力会社：ツカキ（株）