JFA FUR DESIGN CONTEST 2020
– 活かそう自然からの贈り物 –
グランプリ
中西 理貴 Riki Nakanishi
大阪モード学園
同じ配色は2つとない、自然が作り出す美しい模様を自然からの贈り物「ファー」と高度な染色技術で表現。自然が生み出すものへの新たな可能性を秘めた防寒ウェアで提案する。
素材:シルバーフォックス、フィンラクーン
優秀賞
奥村 夏美 Natsumi Okumura
一般
多様性に溢れた現代、人々は自然との向き合い方や生き方も多様になってきています。千鳥格子柄から、ボーダー、そしてマーブリングとゼブラ柄へのメタモルフォーゼは自然との共存を表現し、自然は自分達の生活と常に隣接しており、共に生きている事を忘れないでほしいという思いを込めてデザインしました。
素材:シャドーフォックス、ブルーフォックス、ホワイトミンク、ブラックミンク
コペンハーゲンファー賞
今村 優希 Yuki Imamura
名古屋モード学園
「物を大切に長く使うこと」これは環境を守り、自然の恵みをより活かすために、現代を生きる私たちが意識しなければならないことだ。耐久性、発色ともに優れた”青花”と呼ばれる磁器を、何年も使い続けることが出来る「毛皮」で表現する。
素材:カシミヤ、ゴート
サガ・ファー賞
鉄尾 里菜 Rina Tetsuo
大阪モード学園
チェック柄からインスピレーションを受けデザイン。大胆に大局的にチェック柄を使用し毛皮の美しさを新しい形で伝えたい。
素材:シャドーフォックス、ブルーフォックス、レッキスラビット
HKFF賞
中根 藍 Ai Nakane
名古屋モード学園
ファーは裕福な女性の象徴。そんなイメージからファーを贅沢に使用したドレスをデザインしました。
素材:レッキスラビット
入選作品
田中 春菜 Haruna Tanaka
大阪モード学園
かたい石の宝石からインスピレーション。
素材:ホワイトミンク、ブルーフロストフォックス、ラビット
栗原 愛富 Atomu Kurihara
名古屋モード学園
「挑戦」「情熱」をイメージしてこのデザインをしました。この日本は、人と同じことばかりしたり、固定観念が強い国だと思います。もっと何か新しいことに挑戦したり、自分の考えを積極的に発言してみたりすることが大切だと思う。「もっと挑戦しよう‼」ということをこの洋服でデザインしました。
素材:シャドーフォックス、フォーンライトフォックス、
小倉 雪路 Yukiji Ogura
一般
毛皮(哺乳類)と魚(魚類)同じ生命だけど人間に使われる目的がちがう。似ているようだが、対比している2種類の命を1つの作品にしてみました。2種類とも私たちの生活や地球になくてはならない存在です。
素材:チベットラム、ロシアンブロードテール、レッキスラビット
守屋 仁貴 Hitoki Moriya
大阪モード学園
美しい顔色にしました。
素材:ミンク、セーブル、ブルーフォックス、ゴート、メリノムートン、ラムレザー
徐洪祥 Xu Heng Xiang
東京モード学園
音楽ジャンルの一つであるファンク感をスタイリングで表現し、古き良き70年代を感じさせるデザインにしました。
素材:シャドーフォックス、ウィーゼル、ヌートリア、ミンク、レッキスラビット、ベビーラム
眞田 耀羽 Teruha Sanada
東京モード学園
私たちの校舎である、コクーンタワーをモチーフにデザインしました。特に夜まで頑張っている人たちが教室の電気をつけることで、網状のデザインがボーダーに見える点が、日々学生や先生達の忙しさによって変化し、タワー全体の人の動きが、柄として分かる点が面白いと思い、学生最後に作品として残したいと思いました。
素材:レッキスラビット、パールラム,牛革
彭小凡 Peng Xiao Fan
文化服装学院
透明感をテーマで、たくさん独立なファーの部分で組みます。染色が容易で、耐久性がすぐれて、保温性もよいミンクを使います。
素材:ホワイトラクーン、フィンラクーン、ブルーフォックス、レッキスラビット、ミンク
陳ユ婷 Chen Yu Ting
※陳ユ婷:ユは女偏に予
横浜fカレッジ
古来中国では招福の象徴、生きた縁起物という言い伝えがあり、国は違えと日本でも同様な意義を持つ金魚。そんな金魚を両国の絆の深まりや伝染病での辛い現状打破の願いを込めて、中国の色彩、日本の伝統文化である和紙を使用し、2つの文化を融合させ表現しました。
素材:レッキスラビット、シール,チキャンラム、ベータ―ラム、カラク―ルラム
進 ひとみ Hitomi Shin
名古屋モード学園
たくさんの情報が気軽に手に入る今、求められるものは選択、自分の正しいフィルターで選び抜く力。そんなメッセージを込めたデザインを提案。
素材:シャドーフォックス、ダークミンク
大林 聖大 Kiyohiro Obayashi
名古屋モード学園
この柄はカフェウォール錯視というもので、幾何学的錯視の一つで白黒のレンガの列の間の平行線は傾いて見えるものです。そんな、視覚的に楽しめる洋服を提案します。
素材:レッキスラビット